新設住宅着工5ヵ月連続で増加
国土交通省は12月27日建築着工統計調査により、新設住宅着工5ヵ月連続で増加したと発表した。
同調査によると、2016年11月の建築着工統計では前年同月比に比べて6.7%増の8万5051戸で5ヵ月連続で増加となり、また新設住宅着工床面積も、前年同月比に比べて2.9%増の679万5,000平方メートルで5ヵ月連続の増加となった。
一方、分譲住宅では3カ月ぶりに前年実績を下回り8,263戸と、前年同月比に比べて6.9%減少。
金融機関の低金利の長期化を背景に、住宅関連への貸し出しが増え、相続税対策の一環として貸家を建てる動きが続いたと見られる。
【国土交通省】