梅雨の不調、ありませんか?
もうすぐ梅雨がきますね。
湿気の多い季節、天気のとき、頭が痛い、重い、体が重だるい、やる気が出ない、関節痛など様々な体調不良を感じられる方、少なくありません。
これは中医学でいうところの「湿邪」の仕業です。
日本は四方海に囲まれ「湿」にさらされているうえに、梅雨という湿気が
加わり、体の中でも滞った水分がたまっていると、「湿」があふれ、「水が多すぎますよ、滞ってますよ」と色々なサインを出します。。
そして、この「湿邪」は消化機能を担う脾が嫌うもの!苦手なものなのです!
消化能力が落ちて、栄養が吸収されなくなり、滞り、上方にも上がっていかなくなると
上記のような症状になるんですね。
★そんな時、ちょっと意識してみてくださいね★
脂っこいもの、甘いもの、味付けの濃いものを控える
生もの、冷たいものを控える
温かく薄味で腹八分目で食事は頂く
お風呂で少し汗をかくようにする
ハト麦茶、とうもろこし茶を飲む
和食やお風呂の習慣は、まさしく日本という地形、気候に合った大切な養生法ですね。
「日本人だな~」と太古の昔に思いを馳せ、温かな薄味の胃に優しいお食事を
心がけて、梅雨を健やかにお過ごしくださいね。