梅雨の時期、体調が優れませんか?

皆様、いかがお過ごしでしょうか?

今年は早くも梅雨入りしてしまい、先日は台風も通過するなど、天気が優れない時期になってきましたね。

梅雨2

 

 

雨の日がお好きな方もいらっしゃると思いますが、晴れている日はそれほどではなくても、曇りがちや、雨の日、また低気圧が近づいてくるだけで、体調が悪くなってくる方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

俗に言う、『気象病』ですね。

頭痛がしたり、肩が凝ったり、めまいがしたり...などと人それぞれ症状は違いますが、みなさんはどの様な対処をなさっていますか?

 

そもそも、気象病が起こる原因をご存知ですか?

主な原因は、耳の奥にある「内耳」と言う部分が気圧の変化をかなり敏感に感じ取ることによって、自律神経が乱れることで起こるそうです。

人は、自律神経のバランスが崩れると、血管の収縮に変化が起こってしまい、頭痛やめまい、だるさ、吐き気など様々な症状があらわれるそうです。

 ただ、誰でも起こるわけではなく、なりやすい人がいるそうです。

男性よりも女性の方が多いと言われていますし、その他にも特徴があるとのことです。

例えば、

・もともと乗り物酔いをしやすい人

・肩がこりやすい人

・歯ぎしりをよくする人

・冷暖房がかなり効いた環境に頻繁にいる人

・デスクワークが多く、あまり運動をしない人

・日々大きなストレスを感じている人

・耳鳴りやめまいがしやすい人

 などです。

当てはまる項目が多い方が気象病にもなりやすい可能性があると言うことですので、できるだけ上記の様な要因を取り除きたいものですね。

 

ここで、気象病に効果があると言われている対処法を少しご紹介致します。

 

・自律神経のバランスを整える

普段からバランスをうまく整えるために、ぬるめのお湯に浸かったり、ウォーキングやストレッチなどの軽めの運動をしたりすることが良いそうです。

・耳のマッサージ

耳の周りの血行が悪いと内耳のリンパ液が滞り、起床病の症状が起きやすくなるそうです。

そのため、少し手が空いた時などに、耳のマッサージをして、血行をよくすることがポイントです。

・豆類や海藻類を摂取する

気象病対策には、体の水分代謝を改善させることが大切だそうです。

体内に水分を巡りやすくさせる大豆や、あずきなどの豆類、昆布やわかめなどの海藻類を食べると良いそうです。

 

以上のように、急激に症状が改善するわけではないかもしれませんが、是非ご自身に合った対処法でこれからまだまだ続く梅雨の時期をうまく乗り切って頂ければと思います。

 

今回は、薬剤師の稲峰千春様の記事を参考にさせて頂きました。

ご興味のある方は、是非「あんしん漢方」の情報をご覧ください。

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