体内温度は適切ですか?
皆さん、梅雨の時期いかがお過ごしでしょうか?
梅雨に入りジメジメしているので、もうすでにエアコンなどをつけている方もたくさんいらっしゃると思います。
体の表面は空調などで快適に保つことは割と簡単だと思いますが、体内の温度はいかがですか?内臓などは冷えていませんか?
「冷え」について研究されている理学博士の山口氏によると、体に良いと思ってやっていたことが実は、内臓の温度を下げて、不調を招いてしまう原因になっている可能性がある。との事でした。
内臓が冷えると、自律神経に負担がかかり、乱れやすくなるそうです。
更に温度の低下により、内臓そのものの動きも鈍くなり、代謝が落ち、免疫細胞の働きが弱り、疲れがなかなか抜けなかったり、痩せにくくなったり、と言ったことが起こってくるそうです。
今回は、中でも大事な食生活についてお伝えします。
例えば、
今は、スーパーやコンビニなどでも手軽に購入できる「サラダ(生野菜)」を健康のために野菜を摂取しないといけないと思ったり、ダイエットのためにと思ったりして食べている方もいらっしゃると思います。
ただ、この「生野菜」が内臓を冷やすと言うのです。
「レタス、きゅうり、なす、トマトなどの夏が旬で暑い地域で育つ野菜や果物は、水分が多く、体を冷やす作用があります。少量なら問題ありませんが、摂り過ぎることで、内臓の温度を下げていくとの事です。
更に、ダイエット目的で過度な食事制限をすることによって、それがストレスとなり、自律神経が乱れることにつながるそうです。
こう言った悪循環により内臓環境がさらに悪化していってしまいます。
ですので、野菜を食べるときには、是非温野菜を摂ることを先生はお勧めされています。
ごぼうや、れんこん、いも類などの根菜類が体を温めてくれる効果があるそうなので、そう言った野菜を摂ると良いですね。
そして、
腸内環境を整えるなど今、様々な種類が出ているヨーグルトも実は内臓を冷やしてしまうそうです。
牛乳が体を冷やす作用があるそうで、その牛乳が主な原材料となっているヨーグルトは食べ過ぎには注意する必要があるそうです。
腸内環境を整える善玉菌が豊富ですので、食べるのであれば、体温が低い朝ではない時間に食べて、食べた後には体を温める飲物を摂るのがおすすめだそうです。
次に、
野菜ジュースも要注意だそうです。
野菜ジュースも様々なものが販売されていますが、市販の野菜ジュースには、飲みやすさを考えて果汁を入れたりしていて、果汁の中にある糖分が体を冷やす原因だそうです。
食物繊維や酵素なども一緒に摂ると、糖質の吸収を穏やかにしてくれるそうなのですが、食物繊維が少ないジュースの場合は糖分がすぐに体に吸収されてしまい、血液がドロドロになり、熱が運ばれにくくなるので、冷えの原因になるそうです。
過度に気にしすぎることで、それがかえってストレスの原因となると本末転倒なのですが、時々思い出したら少し気にかけて、体の不調が起こりやすいこの梅雨の時期を健康に乗り切って行けたら良いですね。