☆いつまでも健康に過ごすには・・・☆
今年はとても暑い夏でしたが、いかがお過ごしでしょうか?
今日は、いくつになっても健康で過ごすには。と言うをお話したいと思います。
カナダで行われたある研究で、「高齢者と緑と青の空間」との関係について調査したものがあります。
「緑と青の空間」とは、森や公園などの自然の緑、海や川のような水の青がある屋外エリアの事です。
この研究では、65~86歳の人を対象に、緑と青の空間が健康と幸福にどの様に影響するのかを調べたものです。
調査の結果、参加者の多くが、自然の中にいる事が運動する動機になった。
自然の中での経験が若返りや気持ちの回復につながった。
社会的な交流の機会が増え、幸福度が増した。
と答えたそうです。
歳を重ねてからも屋外で過ごしたり、緑や青の自然の中で過ごす事が、生活の質の向上につながる事が分かったそうです。
また、アメリカの研究でも、65歳以上の人を対象に、屋外で行動する時間と、身体的、認知的、感情的な機能との間にどの様な関係があるのかを調査したものがあります。
結果は、屋外でより多くの時間を過ごした人は、年をとっても転んだりする事への恐怖心が少なく、抑うつ症状も少ない事が分かったそうです。
この様に、歳を重ねても、屋外で過ごす時間を持つ事はとても良いと言う調査結果があるにも関わらず、実際には、歳を取れば取るほど外で過ごす機会が少なくなると言う事も、調査で明らかになっているそうです。
足腰が弱ってきたり、一人暮らしで外出を促す人が周りにいなかったり…などが原因だそうです。
その様に屋内にいること自体が、身体的、精神的な健康を低下させてしまうそうです。
屋外で過ごすと言っても、何かスポーツをしたり、活動的な事をしないといけないわけではないそうです。
読書や、ゲーム、日光浴、など日光に当たることで、ビタミンDの生成が促され免疫システムが強化されるそうです。
バードウォッチングやガーデニングなどでも良いそうですよ。
今年の様に異常に暑かったり、また、真冬のとても寒い時期にはなかなかゆっくりと外出するのは辛いかもしれませんが、お時間のある時に、ご自身の体調と相談しながら、外出をしても忙しい時には目にもとめない様な何気ない事に少し目を向けてみるのも良いですね。