みかんのチカラ!
皆さん、いかがお過ごしでしょうか?
今日は、「みかんのチカラ」について三ヶ日町が研究されている記事をご紹介したいと思います。
これからの時期、みかんをたくさん食べる方も多いのではないでしょうか?
そんな身近なみかんですが、実はすごい力を持っているそうです。
まず一つ目、骨粗しょう症対策
みかんの色の色素には、カロテンの仲間の「β-クリプトキサンチン」が含まれています。
この色素には、体の骨に良い作用をもたらしてくれることが分かったそうです。
人間の骨には、骨芽細胞(骨を形成する)と、破骨細胞(骨を破壊する)の2種類が作用して代謝を行っていて、破骨細胞は血液内のカルシウム濃度にも影響しているそうです。
老化や、ホルモンの低下により、骨芽細胞よりも破骨細胞が優位に立って骨粗鬆症を引き起こしてしまうそうです。そこで、「β-クリプトキサンチン」が破骨細胞を抑えて骨芽細胞の働きを促してくれる効果があるそうです。その結果、骨粗しょう症の予防効果があるそうです。
二つ目は、生活習慣病のリスク軽減
「β-クリプトキサンチン」は、カロテンの一種で、基本的な働きはカロテンと同じだそうです。血中に存在し、主要な働きをするカロテノイドは、リコピン、α-カロテン、β-カロテン、ルテイン、ゼアキサンチン、β-クリプトキサンチンの6種類で、β-クリプトキサンチン特有の働きもあるそうです。
みかんをよく食べている人は、肺がん、糖尿病、関節リウマチ、動脈硬化や生活習慣病のリスクが食べていない人に比べて、低いと言う結果が出ているそうです。
そして、なんと、同じ色をしているオレンジと比べると、含まれているβ-クリプトキサンチンの量がみかんは10倍にもなるそうです。
三ヶ日町の研究によると、「β-クリプトキサンチン」の濃度は、みかんを週に3個以下食べている人に比べて、毎日1~3個食べる人は濃度が約倍に、毎日4個以上の人は、約3倍も高いそうです。
なかなか毎日4個食べるのは難しいと思うので、1個ずつでも続けられてみてはいかがでしょうか?
更に、みかんは、皮を乾燥させたものは、「陳皮」と言う漢方の生薬になるそうです。
「陳皮」は、リラックス状態にさせてくれて、胃の働きを良くして、整腸作用もあり、血行を促進してくれるそうです。
みかんが栄養に良さそうと言うのは、何となく聞かれたことがあると思いますが、こんなにたくさんの良い効果があると聞くと、今年の冬は毎日1個を継続して栄養を摂って冬を元気に乗り切りたいですね。今回の詳しい記事をご覧になりたい方は是非、三ヶ日町研究をご覧ください。