「豆パワー」の効果
皆様いかがお過ごしでしょうか?
秋分を迎えましたがまだまだ暑い日が多いですね。
そんな暑さを乗り切るために、今回は、「豆パワー」をご紹介したいと思います。
お豆と一言に言っても様々な種類があります。
黒豆、小豆、大豆などなど色々あり、効果も食べ方も多種多様です。
豆類は、昔から日本人が摂っている大切な健康食品の一つです。
納豆や味噌、醤油、豆腐など欠かせない食材ですね。
体内の水分の代謝を助ける働きがあり、湿度の高いこの時期に是非摂りたい食材です。
ただ、利尿作用があるので、乾燥が気になる体質の方は、食べすぎには気を付けた方が良いそうです。
様々ある豆の中で、今回は、二種類お伝えします。
一つ目は、「黒豆」です。
薬膳では、黒ごま、黒豆など黒色の食材は滋養強壮の効果があると言われているそうです。
体が疲れやすかったり、少し衰えを感じて来たりしているなと言う方や、髪の毛や皮膚の乾燥、腰痛などにもおすすめのお豆です。
黒豆は、調理をするのに、手間がかかると思っていらっしゃる方が多いかもしれませんが、お砂糖の入っていない煮黒豆を使って色々な料理に入れてみると、意外と手軽に使えます。
黒豆茶や黒豆納豆、黒豆きなこなど、最近は黒豆を使ったものもたくさん販売されているので、市販の物もうまく使ってみるのも良いですね。
二つ目は、「小豆」です。
小豆はむくみや貧血に効果があるそうです。
利尿作用があるので、老廃物を排出してくれますし、血液も浄化してくれると言う嬉しい効果があるそうです。
小豆は、薬膳では、アクを抜かずに調理する方が効果があるそうです。少しクセが残るかもしれませんが、乾煎りしてから調理すると良いそうですよ。
小豆は、餡子のお団子やおはぎ、羊羹など和菓子にもたくさん使われていますが、お砂糖が多めに使われていることが多いので、その点はご注意ください。
人それぞれ体調や気になる所が異なるので、ご自身のペースで少しずつ食事などから効果がありそうなものを取り入れて、無理のない範囲で心と体を健康に保っていけると良いですね。