金木犀、そろそろですね。

秋分を過ぎてから、一気に秋めいてきましたね。

そろそろ、金木犀の花が咲き薫るころでしょうか。今年は残暑厳しく例年よりも遅いとご近所の方はおっしゃっていました。

最近友人とのSNSのやり取りのなかで、「金木犀が待ち遠しい」との文言もありました。

アプリコットのような甘く強い香り・・・「秋だな～」と思わせてくれる代表的な香りともいえますね。

 

金木犀は中国原産で9～10月が開花時期。別名「桂花」「丹花」ともいうそうです。

 

ヨーロッパでは古くから、金木犀は潜在意識を高めて願いを叶えると言われてきたそうですよ。

 

薬膳的には、金木犀は温性で、冷えによる痛みの緩和、冷えの改善、気巡りを良くする（イライラや不安を抑え、ストレスを軽減させるリラックス効果）などが期待されます。

 

乾燥した金木犀の花をハチミツにつけ込んだ、「ハニー桂花」。

体をあたため、潤いを与える、これからの季節の乾燥にとても適した甘味料だといえます。

風邪の予防にも良いですね。

紅茶やーグルトに入れたり、杏仁豆腐にかけたり、と幅広く楽しめます。

簡単に「金木犀のお茶」として楽しむのも良いですね。

晩秋にさしかかると、朝晩の冷え込みも増してきます。金木犀の力も借りて、リラックスしつつ体をあたため、食欲、芸術、読書、スポーツの秋ｅｔｃ・・・、様々な秋を楽しみましょう！