水素発電と街づくり
皆さん、12月も中旬になり、街中クリスマスムードが高まっていますね。
寒い毎日ですがいかがお過ごしでしょうか?今日は、水素発電と街づくりの話をご紹介したいと思います。
2020年の夏のオリンピックで盛り上がった東京の選手村跡地が、「HARUMI FLAG」として商業施設と住宅エリアなどの複合施設として来年の1月より街開きが始まるそうです。1月から入居が始まり、3月から商業地区も開業を予定されているそうです。
この施設は、水素インフラを備えた国内初の街になるそうで、どの様な施設になるのかとても興味深いですね。
街自体はとても広くて、住居や商業施設のみではなく、学校なども建つそうです。その街の中の4カ所に6台ずつ水素型燃料電池を設置しているそうです。(パナソニック製)
ガスから水素を作る水素ステーションが設置されていて、街を走る燃料電池バスにも使われていたり、一部住宅用の燃料電池の発電にも使われているそうです。
所々に設置されているデジタルサイネージに水素発電を含むエネルギーの状況が表示されるそうです。
発生した熱を利用して住民の方々が利用できる足湯にも有効利用されるそうです。また、停電時に備えて水素ボンベなども備えているそうです。
水素発電は、排気が発生しないので、住宅のすぐそばに置くことができるそうで、住宅のそばに水素発電を設置することは前例がないそうで、この施設が注目されそうですね。
今回のこの水素発電のアイデアは2014年にオリンピックの開催が決定されてすぐに街づくりのアイデアを協議し始めたそうで、長年計画を進めてこられたそうです。
この様に、これからは環境に配慮した街づくりが日本中至る所で進んでいくことと思いますが、こちらの施設が一つの指標となりそうですね。
環境にやさしい街が今後どのように発展していくのかも気になる所です。
今後注目していきたいですね。